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イグサとは

イグサとは

イグサはJuncus (ジュンカス)属に分類される多年草の宿根性草本です。畳の原材料として約1,100 年以上前より用いられています。Juncus はラテン語で「結ぶ」という意味があるように,Juncus 属の植物は硬くて弾力性に富んでいます。原産地はインドであり,シルクロードを経て朝鮮半島に入り,日本に伝わったといわれています。日本では北海道から沖縄まで全土にわたり2属30種が自生しています。

イグサの効能

畳の一番の効果といえば,リラックス効果かも知れません。畳の部屋にいると落ち着くという声を多く聞きます。森林浴が気持ち良いように,緑がいっぱいの作物であるイグサにも同じ効果が期待されます。つまり「室内で森林浴」気分が味わえるということです。この森林浴の際に,たくさん空気中に放出されるのがフィトンという物質です。またそれだけでしたら,室内に観葉植物を置くことで
も代用できますが,実は特徴的な成分がイグサには含まれています。それがバニリンです。バニリンとはバニラの香りの主要な成分となっている物質のことです。このバニリンという成分がイグサのリラックス効果をもたらす一つの成分となっています。

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